こんにちは、マサキです。
みんな大好き、タマゴ
スーパーで売っている卵。安くて美味しいですよね。煮ても良し、焼いても良し、ご飯にかけても良し。タンパク質も摂れてまさに食卓の味方。上京して一人暮らしをしていたときも、家庭を持った今でも、本当にお世話になっています。
ですがみなさん、卵が安い理由ってご存知ですか?私は、知りませんでした。
【衝撃】タマゴが安い理由
結論:オスのひよこを殺処分しているから。
畜産業を営む側からすると、タマゴも産まない、食用としても適さないオスを育てる意味はない。だから、オスだと分かると処分されてしまう。(孵化する前に性別は分からないのだそう。だから生まれたその日に…!)。哀れなひよこの数は、国内でなんと年間で約1億羽もいるそうだ[1]。世界的にも同様の扱いがなされていて、なんとなんと年間で60億羽[2]・・・。途方もない数字に思えるけれど、2020年の世界人口が70憶人超ということを考えるとなんだか急に現実味を帯びてくる。
この世に生を受けたばかりで、本当にいたたまれない・・・。どうすることもできないのだろうか。フランスでは、2021年までにひよこを粉砕機にかける殺処分が禁止されるそうだ[3]。ドイツでは、孵化の前に性別を判定する技術が開発されてきているそうだ[1]。さすがヨーロッパ、ちゃんとアクションを起こしている。
ちなみに、ネットで検索していたら、その動画を見つけてしまった。以下、ショッキングな映像なので閲覧注意・・・。
もっと知られるべき。養鶏産業が隠している卵の裏側。
— 海月ダンテ (@dante_kaigetsu) December 13, 2019
卵を産めないオスのひよこは、お金にならないため生まれたすぐ後に生きたまま大型シュレッダーにかけられて殺処分されている。 pic.twitter.com/jeFrERmLia
タマゴを安く提供できる理由は他には無いのか?タマゴの賞味期限は包装されてから2週間だから(=在庫管理がしやすいように卸売・小売側へ配慮されたルールになっているから)という意見もある[4]。
事実を知った上で、私の意見。
とてもつらい。だってひよこ可愛いじゃないですか。・・・冗談はさておいて。まずは前述のような問題があることを知らなかったことには深く反省したい。
そして、これからはどうするか。今後もタマゴは買います。
なぜか。知らないだけで、他の畜産動物たちも同じように惨い仕打ちを受けているかもしれない。でも全ての食べ物についてスーパーに並ぶまでの工程を調べるのはかなり難しいし、たとえ生産効率を下げてまで倫理的・人道的に事業を行う業者がいたとしてもこの資本主義社会の中で生き残り続けるのはかなり難しい。誰もやりたくてやっているわけじゃない。この状況になるべくしてなったのだ。
私にはきっとできることは何もない。だけど目の前の事実から目を背けないことと発信することはできる。そして、安くても必要以上に買わないことを誓う。これまでよりももっと、最大限にありがとうの気持ちを込めて「いただきます」を言うんだ。